【書評】60歳過ぎたら死なないためにやるべきこと。暮らしのうっかり事故を防ぐ本

 

 

「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)~100年時代の人生戦略~」を読んで、非常に感銘を受けましたので、備忘録として雑記ブログを書き始めたいと思います。

自分なりに100年時代を豊かに生きるためにはどうしたらよいのか、あるいは、過去を振り返り、どうすればよかったのかを考えていきたいと思います。

今日は「60歳過ぎたら死なないためにやるべきこと。暮らしのうっかり事故を防ぐ本」の書評を書きたいと思います。

 

定年後のQOL(Quality of Life:生活の質)の低下や死因を考える上で、がん、心臓病、脳血管疾患を始めとする様々な病気や交通事故はもちろん気をつけるべきですが、暮らしのうっかり事故も気をつけなければならないと思います。

 

私が見聞きしてきた中でも、早朝に庭の手入れをしていた時に、石につまずいて骨折し、寝たきりになり、そのまま亡くなった方がいらっしゃいます。雪道で転んで骨折し、大手術をした先輩もいらっしゃいます。お風呂でヒートショックで亡くなった方もいらっしゃいます。暖房器具から出火して家を失った方もいらっしゃいます。

 

そんなことを常日頃考えている中で、コンビニで表題の本を見つけ、思わず衝動買いしてしまいました。

 

この本の章立ては次のとおりです。

 

うっかり事故1 転倒・転落事故
うっかり事故2 火災事故
うっかり事故3 誤嚥・誤飲
うっかり事故4 入浴事故
うっかり事故5 交通事故
うっかり事故6 住み慣れた家での事故
うっかり事故7 災害・アウトドアでの事故


どれも、さもありなんと思うことばかりです。

 

誤嚥・誤飲はニュースでもよく見ますよね。

誤嚥性肺炎で死亡とか、

お正月の餅が喉にひっかかって亡くなったり、
冬場の入浴中の事故も怖いですよね。


お風呂の温度はぬるめにして、長風呂は避ける。

あとは、脱衣所にカーボンヒーターが必要かな。

うん、自分も気をつけないと・・・・・・

 

この本で事故を予想し、日頃からイメージトレーニングするだけで、無用な事故を防ぐことができ、随分と人生後半のQOLは上がるのではないでしょうか。

 

ゼロから様々なリスクをイメージすることは難しいですが、この本をきっかけに、生活におけるリスクを想起・想定することができます。

 

しかも図説入りで、ページも少なく、小難しくなく、とても良い本だと思います。

 

「60歳過ぎたら・・・」とありますが、老若男女どなたにでもおすすめの一冊です。